カテゴリ:映画( 87 )

7月の映画覚書

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「ウインド・リバー」
監督 脚本 テイラー・シェリダン
出演 ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル、ジル・バーミンガム

ワイオミング州、ウインド・リバーにあるネイティブアメリカン居留地での事件。
FWS(野生生物局)職員のコリー/ジェレミー・レナーがFBIの若き職員/エリザベス・オルセンに依頼されともに捜査にあたる。

そもそも、ネイティブアメリカン居留地とはなんぞやと検索していたところ、それはもう長く厳しい歴史的事実がわんさと出てきて思考不明瞭。
そういう背景がわからないままの劇場鑑賞でしたが、
雪深い辺境の地の慣れない環境で苦戦しながらも強い意志を持って捜査を進めるFBI役エリザベス・オルセン、ハンターとして卓越した技術を持ったコリー役のジェレミー・レナー、脇を固める俳優陣、
なによりも迫力なのはどうにも太刀打ちできない厳しい自然、とても見応えのある作品でした。


「ジュラシックワールド 炎の王国」
監督 ファン・アントニオ・バヨナ
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
出演 クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、レイフ・スポール、ジェフ・ゴールドブラム

ジュラシックワールドの続編、クリス・プラット、ブライス・ダラスハワードなど続投。

前作ジュラシックワールドのある島の火山活動が活発化し、恐竜たちの危機を自然に委ねるか、人間が介入し救い出すか…

クリス・プラット大活躍です。
山に海に、流れ出す溶岩から走って逃げます(ここは苦笑)
ブルーとのやりとりなどちょっと胸が苦しくなります。
科学を進歩させた創造主たる人間の手に負えなくなった時…と、シリーズ当初からのテーマにこの先どう対応するのかとても楽しみです。
恐竜大好きな私は富士山から帰ってきた翌日、筋肉痛の身体にムチ打って駆け足で観に行ってきました。



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by okazu1234 | 2018-08-14 15:59 | 映画 | Comments(0)

6月の映画覚書

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「ハン・ソロ」
監督 ロン・ハワード
出演 オールデン・エアエンライク、ウッディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローバー

若き日のハン・ソロ、ランドからミレニアムファルコン譲り受け(賭事で奪う?)チューバッカと出会い宇宙に翔び立つ物語。
前評判があまりよくないため、少しの心配と深く静かにしかしものすごく期待しワクワクな気持ちで鑑賞。
結果、期待に違わぬ良き作品でした、大満足。
ファルコン号の操縦席と福操縦席に並んで座り、チューイがスイッチ系統をONしていく場面で目頭が熱くなりました。


「メイズ・ランナー 最期の迷宮」
監督 ウェス・ボール
出演 ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブロディ=サングスター、キー・ホン・リー、ローラ・サラザール、ウィル・ポールター

巨大迷路に挑んだ若者たちを描いたメイズ・ランナーシリーズ3部作の完結編。
1の印象がとても強く、2劇場鑑賞したのに内容がよく思い出せず、前半しばらく???
思い出してからはスムーズに事は運び、主人公の甘さにイライラするも、そうきたか。
なにはともあれ完結編を迎えることができてよかったよかった。


「オンリー・ザ・ブレイブ」
監督 ジョセフ・コジンスキー
出演 ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェームズ・バッジ・デール、ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー

山火事に命懸けで立ち向かった消防士たちの実話をもとに映画化。
山火事専門の森林消防団があるという事を知らなかったので、冒頭のトレーニングや説明的なストーリーも興味深く見ていたが、後半の火災のシーンは本当に怖ろしく、その結末も壮絶で厳しいものだった。
エンドロールでの実際の消防団員たちの画像は胸が痛くなり涙が出てきた。




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by okazu1234 | 2018-06-30 18:00 | 映画 | Comments(0)

5月の映画覚書

5月の映画覚書

「君の名前で僕を呼んで」
監督 ルカ・グァダニーノ
出演 アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール

1980年のイタリア、17歳の青年が家族で過ごす避暑地に大学教授の父が招いた24歳の大学院生が訪れひと夏を過ごす。

ピアノ演奏、ギリシア彫刻、風の音や水のせせらぎ、静寂、抑制しきれない感情とせつなさ。
アーミー・ハマーの美しさと、ティモシー・シャラメの未成熟な可愛いらしさ。
そりゃもう全編美しいラブストーリーでした。

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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
監督 アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
出演 ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンス、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、マーク・ラファロ、スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードル、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、クリス・プラット、その他豪華出演者の皆さん。

アベンジャーズ、スパイディ、ブラックパンサー、Dr.ストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、限られた時間内にこれだけのメンバーをよくぞまとめてくれました。
今作はフェーズ3終盤、この後アントマン、キャプテン・マーベル、アベンジャーズ4と続きます。
本当に楽しみだけれど終わってしまうのは寂しい。←まだ先の話ではありますが。


「サバービコン」
監督 ジョージ・クルーニー
出演 マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック、ノア・ジュープ

面白い設定で悪くはない悪くはないのだけれど、どのキャラクターにも共感しがたいので、モヤモヤする。


「アイ,トーニャ」
監督 クレイグ・ギレスビー
出演 マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイス

トーニャの母親役をアリソン・ジャネイが怪演。
まさに怪演!
現実は小説より奇なり。


「ホース・ソルジャー」
監督 ニコライ・フルシー
出演 クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、トレバンテ・ローズ

実話を元に描かれています。
馬で戦車と闘うクリヘム率いる米軍グリーンベレーに実話とは!!と驚きましたが、現地場面にちらりと出演した現地部族と米軍のコーディネートをしたCIA工作員が凄い。
アルカイダと敵対してはいるものの共闘体制ではなく、反発しあっている各部族を一人で渡り歩いて情報収集をしているとはなんとも凄腕。


「ピーターラビット」
監督 ウィル・グラック
出演 ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン
声の出演 ジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビー

子育て中にピーターラビットの本を全巻購入、絵本の中ではピーターのお父さんがマクレガーさんにパイにされ、アヒルのジマイマは猟犬に助けられはしたものの卵は食べられてしまい、仔豚のピグリンブラントは荷台で揺られて市場へドナドナ…娘たちに読んで聞かせる前に説明を求められた時の事を思うとめんどくさくなってそのあたりの巻は理解できる年齢的になるまでは飛ばして読み聞かせをしたけれど、自分としては最高にお気に入りの絵本。
実写になってどんなものかと楽しみに観てきました。
ジマイマ、ジェレミーフィッシャーどん、ティギーおばさん、狐男爵はちらりと出演、仔猫のトム一家、ネズミ一家、ピグリンブラントは出演なし。
ピーターは原作よりやんちゃでプロプシー・モプシー・カトンテールの三姉妹の性格は詳しく描写、マクレガーさんの甥にドーナル・グリーソン(実写のみの役柄)のオリジナルストーリーでした。
美しい映像には大満足、ドタバタ劇にはちょっと違うかなと思いつつもドーナル・グリーソンの活躍を楽しみました。


「犬ヶ島」
監督 ウェス・アンダーソン
出演 ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市、夏木マリ

ウエス・アンダーソンのストップモーションアニメです。
舞台は20年後の日本、戦国時代?の昔から続く猫を崇める一族とお犬様族の確執。
なるほどねぇ、と感心するアニメ表現とストーリー、面白く観てきました。



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by okazu1234 | 2018-06-07 17:30 | 映画 | Comments(2)

「パターソン」

「パターソン」
監督 脚本 ジム・ジャームッシュ
出演 アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏

ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手パターソンの日常。

朝起きて妻にキスをし朝食の後出勤。
勤務が終わると帰宅し夕食後犬と散歩。
バーに立ち寄り一杯だけ呑む。
手帳に詩をしたためる。
朝起きて妻にキスをし…

時に妻の作る夕食があまり口に合わずそれでもお水で飲み込むようにすませる。
もちろん文句なんか言わない。
時にバスが故障し、イレギュラーな事態に動揺しつつも帰宅し犬の散歩バーで一杯。
時にバーで顔見知りが痴話喧嘩。
毎日夜がきて朝がくる。
そんなパターソンの1週間。

ワクワクもドキドキの高揚感はなくとも、なにかこう惹きつけられる映画で、
穏やかに続く日々ではあっても同じ1日はなく、詩を手帳に書きとめるパターソンの日常を眺めていたい気持ちになりました。

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by okazu1234 | 2018-05-05 18:14 | 映画 | Comments(0)

「神聖なる一族24人の娘たち」

「神聖なる一族24人の娘たち」
監督 製作 アレクセイ・フェドルチェンコ
出演 ユーリア・アウグ、ヤーナ・エシポビッチ、ダリア・エカマソア、オリガ・ドブリナ

ロシア西部のボルガ川流域で500年にわたって独自の言語と文化を守り続けてきたマリ・エル共和国に伝わる不思議な物語を24人の女性が演じる。

レンタル屋さんでジャケ借りとでも言いましょうか、パッケージの魅力だけで前知識なくレンタル。
Oから始まる名前女性の物語が24話、それぞれのストーリーは繋がりはなく長さも内容も異なるのですが、マリ・エル共和国という名前も知らなかった国の生活様式を眺めているだけで楽しくなりました。
冠婚葬祭から食事風景などの日常の出来事、心惹かれる民族衣装などなど。
しかし、心惹かれる可愛いらしいパッケージではありますが、女性たちの「生」と「性」の話題が多く描かれているので、GWにご家族で鑑賞しているとちょっとこそばゆい雰囲気になるかもしれません。
パッケージデザインに興味を示した我が家の20代の娘たちに内容を話したら、、
「ひとりで観るよ、あはは」と、言っていました。
はい、私もひとりで鑑賞。

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DVD


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by okazu1234 | 2018-05-04 18:38 | 映画 | Comments(0)

4月の映画覚書

4月の映画覚書

「レディ・プレイヤー 1」
監督 製作 スティーブン・スピルバーグ
出演 タイ・シェリダン、オリビア・クック、ベン・メンデルスゾーン、リナ・ウェイス、サイモン・ペッグ、マーク・ライランス、フィリップ・チャオ、森永ウィン

原作 アーネスト・クラインの「ゲームウォーズ」を映像化したSFアクション
2045年、街は荒廃し人々はVRの世界"オアシス"にアクセスし理想の人生を楽しむことが唯一の希望だった。
開発者のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に巨万の富と運営権を譲渡するという遺言が発信される。

ポスターを隅々まで眺めると、懐かしいキャラクターやアイテムが見られるが、本作ではどのシーンでも多くの見覚えのある 人・ 物・ 動物 ・映画のひとコマが次々とあらわれ胸が熱くなってしまった。
2時間以上たっぷり楽しませてもらいこれぞエンターテイメント、あー楽しかった!
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「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
監督 ジョー・ライト
出演 ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーブン・ディレイン、ベン・メンデルソーン
特殊メイク/ヘア&メイクデザイン(ゲイリー・オールドマン) 辻一弘

「英国王のスピーチ」「ダンケルク」
1940年5月第二次世界大戦の西部戦線ダンケルクから英国軍を撤退させるダイナモ作戦を指示した当時の首相チャーチルの27日間

アップになった時にジーッと目の表情を見ているとチャーチルの中にゲイリー・オールドマンを見つける事ができるが、その名しか知らずともチャーチルとはかくありき‥と思える風防所作。
秘書の打つタイプライターの音、議会の様子、英国王ジョージ6世の雰囲気なども含めて見応えのある作品。

「ペンタゴン・ペーパーズ/再高機密文書」
とても楽しみにしていて時間を作り出して映画館へ行ったのに、ほとんど寝てしまったという哀しい出来事。
デジタル配信されたら必ず見直そう。


「ダンガル きっと、つよくなる」
監督 ニテーシュ・ティワーリー
出演 アーミル・カーン、サークシー・タンワル、ファーティマー・サナー、サニヤー・マルホートラ、ザイラー・ワシーム、スハーニー・バトナーガル

実話を元に二人の娘をレスリングのオリンピック選手に育てる父娘のストーリー

レスリングにかける若き日のマハヴィルを演じているアーミル・カーンの体作りはガジニ(ポスターしか見たことはないけれど)の時のキレキレの身体を見れば彼にとっては容易い事だとは思わないまでもできないことではないと思うのだけれど、年齢を重ねて白髪になりふくよかになっていく様子を同一の映画でというのは凄いと感心しきり。どちらを先に撮ったのでしょうか。
インドでの女性のあり方などメッセージ性も高いが、レスリングシーンも素晴らしく、ふふふと笑えるシーンもありご家族様での鑑賞もOK!


「パシフィック・リム:アップライジング」
監督 脚本 スティーブン・S・デナイト
製作 ギレルモ・デルトロ、ジョン・ボイエガ
出演 ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、カイリー・スパイニー、菊地凛子、チャーリー・デイ、ジン・ティエン、バーン・ゴーマン、新田真剣佑

前作から10年後地球に再びKAIJUが現れ、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描く。

前作で英雄となったスタッカー・ペントコストを父に持つジェイク・ペントコストにジョン・ボイエガ。
菊地凛子、チャーリー・ディ、バーン・ゴーマンは同役で続投。
ローリー・ベケット役のチャーリー・ハナムが出ていないのが寂しいー。
デルトロ様はシェイプ・オブ・ウォーターでお忙しかったのでしょうか、監督ではなく製作にお名前があり、だからどうか、、というのもおこがましいが、デルトロ様が監督だったらどうだったのかなと考えずにはいられない。
とても面白かったのです、ジプシーが登場した時にはちょっとうるっとしたりして。
ですが、こう何かが違う、違って当然ではあるものの、それは前作が良すぎて期待値が高過ぎたのでしょうか?
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by okazu1234 | 2018-05-01 18:05 | 映画 | Comments(2)

3月の映画覚書

3月の映画覚書

「シェイプ・オブ・ウォーター」
監督 原案 脚本 製作 ギレルモ・デルトロ
出演 サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタビア・スペンサー

1962年冷戦下のアメリカ、政府の極秘研究所で働く女性イライザと、アマゾンで神のように崇拝されていたという不思議な生き物と心を通わせる。

街並みや室内外、主人公のアパートメントの日常使いの家具やキッチン用品の小物に至るまで、始まってすぐ音楽とともにその全体の雰囲気に心をつかまれました。
イライザを支える友人たちがとても暖かく、オクタビア・スペンサーが出てくるだけで気持ちがホッとします。
政府側のマイケル・シャノンがまたギラギラした感で悪いのなんの、そりゃもう上手いなこの人と感心しきりです。
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「ブラックパンサー」
監督 脚本 ライアン・クーグラー
製作総指揮 原作 スタン・リー
出演 チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、フォレスト・ウィテカー、アンディ・サーキス

シビル・ウォー キャプテン・アメリカでMCUに登場した"ブラックパンサー"が主役
アフリカの超文明国ワカンダの若き国王が国を守るためにブラックパンサーとして戦う。

ワカンダ王族の血族でティ・チャラを追い詰める強敵マイケル・B・ジョーダンが容姿も屈折具合もとても良く魅力的。
超文明国ワカンダの設定も、なんていうかこう野性味あふれつつもハイテクノロジーで魅力的。


「レッド・スパロー」
監督 フランシス・ローレンス
出演 ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ、キアラン・ハインズ

元CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説が原作
怪我でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏組織した諜報機関の一員となりスパローとしての訓練を受ける。

望まぬうちにスパローとしての道を歩むことになったドミニカにこれ以上の不幸が訪れないようにと思ってしまうのだけれど、CIA捜査官のナッシュ(ジョエル・エドガートン)が善良過ぎる。
終盤はドミニカがスパローとして開花しシリーズ化もできそうな終わり方。



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by okazu1234 | 2018-03-31 20:00 | 映画 | Comments(0)

2月の映画覚書

2月の映画覚書

「スリー・ビルボード」
監督 脚本 製作 マーティン・マグドナー
出演 フランシス・マクドーマンド、ウッディ・ハレルソン、サム・ロックウェル

娘を殺された母親が、犯人を逮捕できない警察に抗議のために巨大な看板を設置する。
警察との軋轢、孤独に奮闘する母親役をフランシス・マクドーマンド、警察署長役ウッディ・ハレルソン、差別主義者の警官役サム・ロックウェル。

髪を束ねバンダナを巻いた姿と言動に「絶対諦めない」強い意識を感じ、一線を越えてしまいそうな危うさもあり、終着点はどこにあるのかとハラハラした。
警察署長の誠意に救いを感じていたのに解決策は見いだせず…
差別主義者の警察官は箸にも棒にもかからないような嫌なタイプ。
おさめどころが見出せないと悲観的に観ていたら、少し光が見えてきてほっとなごんで終了。良き作品でした。
フランシス・マクドーマンド主演女優賞
サム・ロックウェル助演男優賞
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「THE BEGUILED /欲望のめざめ」
監督 脚本 製作 ソフィア・コッポラ
出演 ニコール・キッドマン、コリン・ファレル、キルステン・ダンスト、エル・ファニング
原作「The Beguiled」トーマス・カリナン

南北戦争期のアメリカ南部、女子寄宿学園で暮らす7人の女性たちのところに、負傷した北軍兵士が現れ、その兵士を介護するうちに女性たちは彼に惹かれ、彼女たちの間に嫉妬や独占欲が芽生える。

閉鎖的空間に加え戦時下という鬱屈とした日常の中に、男性、それも紳士的でハンサムしかし敵軍という兵士が現れた非日常、彼女たちは様々な感情に心は揺れる…
そんな様子が、美しい森美しい衣装 美しい映像で描かれていた。
(淡い色合いの質素なドレスなのだけれど、戦時下にあの美しいドレープ、床につきそうな長さの布の量は贅沢だなぁと下世話な事を考えてしまった、それほど美しい衣装だった)
エル・ファニングが素晴らしく綺麗で、そりゃ誘惑されたらその気になるでしょう。
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1971年のイーストウッド主演「THE BEGUILED/白い肌の異常な夜」
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ストーリーは同じ流れで男性目線で描かれている。
邦題はもう少しなんとかならなかったのかな思いつつも、そりゃ彼にとっては異常な夜であったであろう。
ポスターに写っているおさげの少女までが女性として描かれていて、それが怖ろしかった。



「グレイティスト・ショーマン」
監督 マイケル・グレイシー
出演 ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ

19世紀米国、実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル
山あり谷ありのバーナムの人生は物語としてはシンプルなサクセスストーリー。
それを、これぞエンターテイメントとして幸せな気持ちで観せてもらった。
歌って踊れるヒュー様素晴らしさは当然ながら、ザック・エフロンとの二人のシーンはサプライズでプレゼントをもらったような楽しさでありました。



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by okazu1234 | 2018-02-28 18:00 | 映画 | Comments(0)

1月の映画覚書

2月も中旬ですが、1月の映画覚書。

「キングスマン・ゴールデンサークル」

監督 製作 マシュー・ボーン
出演 コリン・ファース、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ペドロ・パスカル

2015年公開の「キングスマン」の続編
イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が謎の組織に攻撃され壊滅。
同盟関係にあるアメリカのスパイ組織ステイツマンに協力を求め謎の組織と対峙する。

頼もしく成長したエグジー/タロン・エガートン、記憶を失いほんわかしているハリー/コリン・ファースが素敵。
マーリン/マーク・ストロングの歌うカントリーロードに泣かされ、嬉々として演じているお元気そうなエルトンジョンに会えて嬉しくなりました(笑)
惜しむらくはポピー/ジュリアン・ムーアのヴィラン、冒頭の登場シーンだけ気持ち悪く非道でしたが、前回のガゼル/ソフィア・ブテラの戦闘能力や、ヴァレンタイン/サミュエル・L・ジャクソンのインパクトを思うと少し迫力不足と感じたり…。
次作品ではチャニング・テイタムも活躍しそう。
このシリーズ大好き。

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「ネイビー・シールズ」

監督 スティーブン・クォーレ、製作 原案 脚本 リュック・ベッソン
出演 サリバン・ステイプルトン、チャーリー・ビューリー、シルビア・フークス、ユエン・ブレムナー、J・K・シモンズ

1995年紛争末期のサラエボで任務についているネイビーシールズの5人が、ナチスが残した金塊を手に入れるために奮闘する。

湖底に沈んでいるナチスの重さ27tの金塊を戦争に苦しむ避難民のために、怖ろしく難しい作戦を5人だけで極秘裏に行うとういう現実離れした事をいかにして成功させるかというところワクワクドキドキなのですが、そりゃないだろうと思うところも多々あれど、そこは映画、湖底なので息苦しさを感じながらも、ラストシーンの上官J・K・シモンズ温情にうるっとさせられるという単純な私でした。

1月は2本だけの鑑賞となりました。
2月はスリー・ビルボード、グレイテスト・ショーマン、ビガイルド、ビッグ・シックと観たい作品目白押しです。

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by okazu1234 | 2018-02-15 18:31 | 映画 | Comments(0)

12月の映画覚書

「スターウォーズ 最後のジェダイ」

監督ライアン・ジョンソン
製作総指揮 J・J・エイブラムス
出演 デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ドーナル・グリーソン、ベニチオ・デルトロ、ヨーナス・スオタモ、ジミー・ビー、アンソニー・ダニエルズ

フォースの覚醒に続く新シリーズ2、旧シリーズからは8。
旧作からの思い入れもたっぷり、ライアン・ジョンソン監督のルーパーもとても好きな作品、期待しないではいられません。
というわけで思うところは様々あれど、楽しく鑑賞。

以前は次回作まで3年待っていたから、若き日の私は「帝国の逆襲」を見た時、ハン・ソロ様があのような状態にされてしまってこのまま3年もどうしろというのよ、と、激怒して映画館を出たことを思い出し、今は2年で次作が観られます、あれもこれもそれもどれも回収してどうまとめ上げるのか?次作を楽しみに待ちたいと思います。
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「gifted ギフテッド」

監督 マーク・ウェブ
出演 クリス・エヴァンス、マッケンナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタビア・スペンサー

生まれて間もなく母親を亡くしたメアリーを育てる独身の叔父にクリス・エヴァンス、
キャップのクリス・エヴァンスも素敵だけれど、天才少女に手を焼きながらも彼女を慈しみ育てている彼はとてもいい。
そしてさらに素晴らしいのは、メアリーを演じているマッケンナ・グレイス、なんというかギフトを授かって(gifted)いるのは彼女自身ではないかと思える演技とは思えない演技。
フランクによじ登り、お腹の上にピョンと飛び乗り、何もかもわかった顔をして微笑み、大泣きし、激怒し、反抗し、歌い踊る、その全てが可愛い。
なよりも乳歯からの生え変わりの時期で前歯がない!こ時期に彼女がこの作品に出ているということが映画の神様からのgifted。
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「オリエント急行殺人事件」

監督 ケネス・プラナー
製作 リドリー・スコット
出演 ケネス・プラナー、ジョニー・ディップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・ディンチ、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー、ジョシュ・ギャッド

長く(25年!)英国のTVシリーズで放映されていたアガサ・クリスティの作品の映画化。
1974年にも豪華キャストで映画化されていて、アルバート・フィニーがポアロを演じ、ローレン・バコール、イングリット・バーグマン、ショーン・コネリーなど出演している。旧作は大昔鑑賞。

楽しみにしていたのに、午後1番の温かく静かな館内、睡魔が…
美しい映像、悪そうなジョニーラチェット、アルバート・フィニーポアロより癖のない人に見えるケネスポアロ、さすがのジュディ、と思いつつ3分の2は夢の中でした。
DVDが出たらもう一度観ます…。


「ジャスティス・リーグ」

監督 ザック・スナイダー
出演 ベン・アフレック、ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、ガル・ギャドット、エズラ・ミラー、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャージェレミー・アイアンズ、J・K・シモンズ、アンバー・ハード、ジェシー・アイゼンバーグ

DCコミックでは1960年代からジャスティスリーグは活躍していて、満を持しての実写化。
超人スカウトマンのブルース・ウェイン、悩めるクリプトン人クラーク・ケント、エズラフラッシュは思ったよりキュートで、海の王位継承者アーサー・カリーは海中での活躍が少なく本領発揮はこれからか?ビクターサイボーグの能力はもしかしたら最強?
そして、画面に出てくるやその姿に皆が釘付けになるダイアナプリンス!
明るいDC映画でした。


「ローガン・ラッキー」

監督 スティーブン・ソダーバーグ
製作 チャニング・テイタム
出演 チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ライリー・キーオ、ダニエル・クレイグ

街で一番ついてないローガン兄弟が天才金庫破りのジョー・バングを脱獄させて、一攫千金を狙って強盗を企てるストーリー。
不運が重なりついてないことこの上ない兄弟を演じているもっさりした2人も面白かったが、出来が良いとは思えない弟たちをあしらいつつ、縞々のツナギの囚人服を着てゲラゲラ笑うダニエル・クレイグがボンドと対極のキャラクターで見ていてとても楽しかた。

ーーーーーーーー
さて、今年はもう映画館に行けそうもないので、2017年に映画館で鑑賞した「観ないでシネるか私の中のベスト10」を書いておこう。

1.スターウォーズ 最後のジェダイ(上映してくれただけで1位)
2.ハクソー・リッジ(これは泣けた、嘉数台へ行った時のソワソワした気持ちを思い出した)
3.ギフテッド(マッケンナ・グレイス天才)
4.ブレード・ランナー2049(ロイに降る雨、Kに積もる雪)
5.ローガン(ヒュー様長い間ありがとうございました)
6.IT “それ”が見えたら、終わり。(秀作スタンドバイミー)
7.マイティ・ソー バトルロイヤル(クスクス笑えて和みました)
8.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(泣いたり笑ったり楽しませてもらったー)
9.ワンダーウーマン(ガル嬢が最高にキュート、頼りなさそうなクリス・パインもいい。)
10.ラ・ラ・ランド(キラキラでそれでいてせつない)
10.T2トレインスポッティング(皆さん揃って続編ができたというだけでウルッ)
10.ドクター・ストレンジ(いくつになってもファンタジー)

特別賞
スイス・アーミー・マン
オン・ザ・ミルキー・ロード

家族皆が元気で平凡な日々が一番いい、だからこそ今年も映画館で楽しめた。
なにか、どこかに感謝の気持ちを伝えたくなる。

紋谷さん、また一年が過ぎました、元気です、ありがとう。




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by okazu1234 | 2017-12-25 21:34 | 映画 | Comments(4)