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犬山市「瑞泉寺」「臨渓院」「輝東寺」「龍泉院」「龍済寺」「臥龍寺」

成田山名古屋別院 大聖寺に隣接して「瑞泉寺」があり、近隣には塔頭が多くありました。
「臨渓院」「輝東寺」「龍泉院」「龍濟寺」「臥龍寺」
この日は大聖寺参拝した後、犬山遊園駅側に行き、瑞泉寺とその塔頭を歩いて巡りました。
駅の踏切を越えお寺方面に登っていくと参拝者用の駐車場あり。

「瑞泉寺」
所在地 犬山市犬山瑞泉寺7
山号 青龍山
宗派 臨済宗妙心寺派
創建年 1415年
開基 日峰宗舜
正式名 青龍山 瑞泉寺

1415年に大伽藍完成、本堂には伊勢国朝熊山金剛證寺の虚空蔵菩薩を勧進した本尊がある。
日峰禅師が本山再興にあたるため妙心寺へ移ったあとも高僧に引き継がれ、明治に至るまで四派臨住の寺(竜泉派 東海派 霊雲派 聖沢派)であった。
1565年兵火で焼失したが、織田信長より朱印状を得て再建、次いで豊臣秀吉が寺領50石を寄進し、尾張徳川家からも庇護を受けた。
三猿は左甚五郎作と伝えられている。
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犬山遊園駅側に立派な山門があり、この門は犬山城内田御門を移したものであるが、以前は美濃国兼山城の大手門。

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「四部録提唱」「瑞泉寺門道場」とかいてあります。
「禅宗四部録」という禅寺で修行する人が携帯して学ぶ禅入門の基本典籍があることから、禅の入門の修行道場ということでしょうか。
本屋さんで見かけたことがあるので、今では一般人で入手できるとのことです。
図書館で探してみます。

境内は広く、長い廊下も続いており修行の場という厳粛な雰囲気で、右手の寺務所と思われる引き戸で「ごめんください」と声をかけると若いお坊さん方(修行されている方々?)が出てきてくださったので御朱印をお願いし書いていただけました。

瑞泉寺の塔頭は過去には24カ院あり、現在は6カ寺が残っているとのことです。
上記の5カ寺に加え、木曽川を挟んで各務原市「妙喜寺」(今回は行けませんでした)
この日は隣接する5カ寺参拝。


青龍山「臨渓院」りんけいいん
宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 釈迦牟尼仏
所在地 犬山市犬山瑞泉寺26
創建年 1482年 四派東陽禅師 開創
犬山城主菩提寺、お霊屋には歴代城主の大きな位牌安置
犬山城の守護神弁財天、平和を願うおりづる観音、無心地蔵、延命弁財天
御朱印を書いていただいている間、樹木の多い手入れの行き届いたお庭を見せていただきました。
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青龍山「輝東寺」きとうじ
宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 釈迦牟尼仏
所在地 犬山市犬山瑞泉寺17-1
創建年 1469年 瑞泉寺9世特芳禅傑大和尚が同寺の住職として入寺されるために創建
1830〜当時の住職、顧鑑和尚は尾張徳川家の帰依厚く、本堂が寄進された。
門の横にちょこんとワンちゃんがいて、このこがとてもフレンドリーで御朱印を書いていただいている間遊んで貰いました。
境内には樹木が多くあり、手作りのお庭という様子で居心地良く過ごさせていただきました。
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青龍山「龍泉院」りょうせんいん
宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 釈迦牟尼仏
創建年 1468年 景川宗隆禅師(妙心寺や瑞泉寺で住職を務められた高僧) 創建
3世中川清蔵主は1584年犬山城主の留守を守って討死したことが知られている。
本堂でお参りをし、御朱印をお願いしている間、奥様がとても気持ちの良い対応をしてくださって感激。
ご住職は書家で美しい御朱印をいただきました。
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青龍山「龍濟寺」りょうさいじ
宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 十一面観音菩薩
創建年 1446年 雲谷玄祥禅師 建立
御本尊は内田観音とも称し特に知恵授けの観音様として親しまれている。
本堂裏の庭園は550年前そのままの遊仙境であり、四季折々の風景が見られる。
私たちが訪れた時に「犬山名木巨木巡り」の方々が拝観されていて賑わっていました。
御朱印は書き置きをいただきました。
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青龍山「臥龍寺」がりょうじ
宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 薬師如来
創建年 15世紀中頃開創、現在の臥龍寺は1679年3代住職 泰華義仙によって再建されたもの。
御本尊の薬師如来は正式には南無東方薬師瑠璃光如来と呼ばれている
病患病苦などから救い、身体欠陥を除き、災難を除きさとりに至らせようと誓った仏様。
瑞泉寺さんのすぐ東?南側?に位置します、こちらのお寺さんには行くことができませんでした、いつか折をみて再訪したい思っています。
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今回の犬山寺社仏閣巡りはこれにて終了。
次回は小牧市の「間々観音」「田縣神社」です。


by okazu1234 | 2017-12-18 22:00 | 旅は道連れ | Comments(0)
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