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「ブランカニエベス」「スノーホワイト 氷の王国」

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力持ちのカラスが、庭の木の高い所に取り残した蜜柑を上手にくわえていくので、りんごはどうかなと思い置いてみた。
さすがに重いことがわかっているのかチラリと眺めただけだった。
みかんが終わると次は金柑が色づくのを待っている。
家の近くの森の中に住まいがあるようで飛んで消えてくが、我が家が冬の間の台所なのだろうか。

りんごといえば、白雪姫、2作

「ブランカニエベス」
監督、原案、脚本、パブロ・ベルヘル
出演、マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ、アンヘラ・モリーナ、マカレナ・ガルシア、ソフィア・オリア、ホセ・マリア・ポウ、インマ・クエスタ
第27回ゴヤ賞、作品賞他10部門受賞

2012年、スペイン、フランス
グリム童話の白雪姫にスペインの国技の闘牛をプラスしたモノクロでサイレント映画。
偉大なマタドールの父とフラメンコの踊り手の母との間に生まれたカルメンは母亡き後意地悪な継母に虐げられて育つが、小人闘牛士団に助けられて白雪姫の名で女闘牛士として名声を得るが…

モノクロでサイレントというのはどんなものかと思ったが、思いの外集中してみることができた、少し遅れて字幕が出る間も良かった。
意地悪な継母があまりにも非道でそれが滑稽に見えるほど。ストーリーはせつなくなる内容でラストはあれでいいのかと…そこは好みの問題か。
王子様はいづこに。


「スノーホワイト 氷の王国」
監督、セドリック・ニコラス=トロイヤン
脚本、エバン・スピリオトポウロス、クレイグ・メイジン
出演、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン、ジェシカ・チャステイン、エミリー・ブラント、ニック・フロスト、サム・クラフリン

こちらも白雪姫、スノーホワイトの続編。
前作でスノーホワイトとハンターのエリックによって滅ぼされた凶悪妃ラヴェンナの妹で氷の女王のフレイヤの存在とエリックの生い立ち、盗まれた魔法の鏡の行方を探すエリックとその妻の戦士サラの愛と葛藤。

うーん、邦題の「スノーホワイト」は違和感あり、ハンツマンのエリックが主役なのだから、原題の「The Huntsman Winter's War」の方がずっといい。
とはいえハンマー王子が断然強くてカッコいいかといえばそうではなく、なんといっても登場場面で一番迫力があり輝いていたのは前作で滅ぼされたはずのシャーリーズ・セロン、そして恐ろしいけれど哀しげな氷の女王エミリー・ブラント。
この二人はとても綺麗、違う美しさだけれど衣装もヘアメイクもキラキラに美しい。
戦士ジェシカ・チャスティンのアクションも良かったし、ドゥワーフの女性2人も良い味で女性陣が魅力的だった。
ストーリーは「愛は勝つ」で、平凡ではあるけれど、風景と衣装と女性陣が美しいからヨシ。


by okazu1234 | 2017-01-14 17:07 | 映画 | Comments(0)
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